Rubyの四則演算の基本と優先順位|()・**・/・% を正しく理解
先生と生徒の会話形式で理解しよう
生徒
「Rubyで足し算や掛け算をするとき、順番があると聞きました。どういうことですか?」
先生
「はい、それは四則演算の優先順位の話です。足し算、引き算、掛け算、割り算には計算順序があります。」
生徒
「計算順序が間違うと結果も変わるんですか?」
先生
「その通りです。正しい順序を理解することで、意図した計算結果を得られます。」
1. 四則演算とは?
Rubyで使う四則演算は、足し算(+)、引き算(-)、掛け算(*)、割り算(/)です。さらに、剰余を求める%やべき乗の**も重要です。四則演算を理解すると、数値計算やプログラム内のロジックを正しく処理できるようになります。
2. 演算の優先順位
Rubyでは計算の順番があります。高い優先順位から順に計算されます。
- かっこ
()内の計算 - べき乗
** - 掛け算・割り算・剰余
* / % - 足し算・引き算
+ -
例を見てみましょう。
result = 2 + 3 * 4
puts result
14
掛け算が先に計算され、その後に足し算が行われます。
3. かっこを使った計算の制御
かっこ()を使うと計算順序を自由に変更できます。
result = (2 + 3) * 4
puts result
20
この場合は足し算が先に行われ、その後掛け算が行われます。
4. 剰余(%)の使い方
%は割り算の余りを求める演算子です。プログラムで偶数奇数判定や周期処理に便利です。
puts 10 % 3 # 余り
puts 8 % 2 # 偶数判定
1
0
0が返る場合は割り切れる数であることを意味します。
5. べき乗(**)の使い方
**は「べき乗」を計算します。2の3乗なら2を3回掛けるという意味です。
puts 2 ** 3 # 2の3乗
puts 5 ** 2 # 5の2乗
8
25
6. 複雑な計算の例
複数の演算子が混ざった場合も優先順位に従って計算されます。
result = 2 + 3 * 4 ** 2 / 2 % 5
puts result
3
計算手順:
- べき乗:4 ** 2 = 16
- 掛け算:3 * 16 = 48
- 割り算:48 / 2 = 24
- 剰余:24 % 5 = 4
- 足し算:2 + 4 = 6
※計算結果の理解を助けるために順番を追うことが重要です。
7. 四則演算のまとめ
Rubyで正しい計算をするには、四則演算の優先順位を理解することが基本です。かっこ()を活用すれば意図した計算順序を強制できます。掛け算や割り算、剰余、べき乗を正しく使うことで、複雑な数値計算も安心して行えます。初心者でも順序を意識すれば、計算ミスを防ぐことができます。