Railsプロジェクトを始める前に!
rails new直後にやるべき初期設定20チェックリスト
生徒
「Railsで新しいプロジェクトを作ったんですが、その後に何をすればいいか分かりません…」
先生
「プロジェクトをrails newで作成した直後は、色んな初期設定をしておくと後の開発がスムーズになりますよ。」
生徒
「なるほど、でもやること多そうですね…何から手をつければ?」
先生
「それじゃあ、プログラミング初心者でも分かるように、やるべき20項目を順番に紹介しますね!」
1. Gemfileの日本語対応設定
まずはGemfileに日本語化に必要なGemを追加して、日本語でRailsアプリを表示できるようにします。
2. 日本語ロケール設定
config/application.rbでI18n.default_localeを:jaに変更します。日本語化されてエラーメッセージなども分かりやすくなります。
3. TimeZone(時間)の設定
Railsの時間を'Tokyo'にして、日本の時間に合わせましょう。
4. rubocopの導入
rubocopはコードの書き方をチェックしてくれるツールです。最初に導入しておくと、コードのミスを防ぎやすくなります。
5. .gitignoreの確認と追加
logやtmp、.envなど、Gitで管理したくないファイルが除外されているかを確認しましょう。
6. Gitの初期化とコミット
git initをして最初の状態をコミットしておくと、変更の履歴を管理しやすくなります。
7. README.mdの整備
プロジェクトの説明や使い方を書いておくと、自分でも後から見返しやすくなります。
8. configフォルダの確認
設定ファイルが入っているconfig/フォルダをざっと見ておきましょう。よく使うのはroutes.rbやapplication.rbです。
9. RSpecの導入(テスト)
テストを書く環境としてRSpecを入れておくと、開発中のトラブルを防げます。
10. FactoryBot・Capybaraの設定
テストデータや画面操作のテストに使えるツールです。RSpecと一緒に導入します。
11. Pryでデバッグ
binding.pryで処理を途中で止めて確認できるようにしましょう。初心者でもバグの原因が見つけやすくなります。
12. dotenv-railsで環境変数管理
APIキーなどの秘密情報は.envファイルで管理します。dotenv-railsを使うと便利です。
13. データベース設定
config/database.ymlを使って、SQLiteやPostgreSQLなど使いたいDBを設定します。
14. Bootstrapの準備
デザインを整えるために、CSSフレームワークのBootstrapを追加することが多いです。
15. 初回マイグレーション
rails db:migrateを実行して、データベースの土台を作っておきましょう。
16. rootページの設定
最初にアクセスしたときに表示するページ(ルート)をroutes.rbで設定します。
17. 初回ビューファイル作成
トップページ用にコントローラとビューを作って、画面が出ることを確認しましょう。
18. Bulletとrack-mini-profiler導入
アプリの動作が遅くならないように、パフォーマンスを確認するためのツールも入れておきます。
19. テスト起動確認
bundle exec rspecを実行して、テストが動くことを確認しておくと安心です。
20. サーバー起動と表示確認
rails serverで起動し、ブラウザでhttp://localhost:3000を開いてトップページが表示されればOKです!
まとめ
Railsで新しいプロジェクトを作成した直後に必要となる初期設定は、開発全体の流れを整えるためのとても大切な準備段階です。とくに日本語対応の設定やタイムゾーンの指定、Rubocopを使ったコード品質の向上、RSpecやFactoryBotによるテスト環境の構築、dotenv-railsを用いた環境変数の安全な管理、README.mdの整備などは、後々の開発効率を大きく高めてくれる重要な手順です。Railsは柔軟で拡張しやすいフレームワークだからこそ、最初の段階でしっかり基盤を作っておくことで、エラーを減らし安定したアプリケーション開発を進められます。また、Bootstrapの導入による画面デザインの向上、パフォーマンス改善のためのBulletやrack-mini-profilerの導入、テスト環境の動作確認など、Rails特有の便利な仕組みを活かしながら丁寧に整備していくことで、初心者でも迷わず開発に集中できる環境が整います。 さらに、rootページの設定や初回ビュー作成、データベース設定やマイグレーションの実行など、アプリケーションがしっかり動く状態まで持っていく一連の作業も、Railsの理解を深めるうえでとても効果的です。これらの手順をひとつずつ積み重ねることで、Railsプロジェクトの基本構造が自然に身につき、複雑なアプリケーションを作る際の土台として役立ちます。今回のチェックリストは、初心者が最初の一歩を踏み出すためだけでなく、経験者が毎回のプロジェクトで見落としがちなポイントを再確認するための指針にもなり、Railsを使った開発の品質向上に大きく貢献してくれます。
サンプルプログラム
以下は今回のまとめに関連する設定例として利用できるRailsの初期設定コードです。
# config/application.rb における日本語設定
module SampleApp
class Application < Rails::Application
config.load_defaults 7.0
config.i18n.default_locale = :ja
config.time_zone = 'Tokyo'
end
end
# config/routes.rb の最初のルート設定
Rails.application.routes.draw do
root 'home#index'
end
生徒
「今回のまとめを読んでみて、Railsの初期設定ってこんなに大切なんだって改めて分かりました!ひとつひとつの設定が全部意味を持っているんですね。」
先生
「そうなんです。Railsは便利な仕組みが多い分、初期設定で土台をしっかり作っておくと開発がとても楽になるんですよ。特にテスト環境や言語設定、環境変数の管理は必ず押さえておきましょう。」
生徒
「最初は難しそうって思っていましたが、順番に整理していくと理解しやすかったです。特にRSpecとFactoryBotの部分は、テストを書く理由がよく分かりました!」
先生
「とても良い気づきですね。テストはアプリの品質を守るための大事な習慣です。これからRailsで開発していくうえで、今日学んだ20のチェック項目は必ず役に立ちますよ。」
生徒
「ありがとうございます!次のプロジェクトでは、このチェックリストを見ながら進めてみます!」