Linux(Ubuntu)向け:Ruby・Node・DBのインストールコマンド集【保存版】
生徒
「Railsを始めたいんですが、Ubuntuでの準備って難しいですか?」
先生
「UbuntuでRubyやNode.js、データベースをインストールするのは、実はとても簡単なんですよ。ターミナルという画面にコマンドを入力するだけで完了します。」
生徒
「ターミナルって黒い画面ですよね。なんか怖いです……」
先生
「最初はみんなそう感じます。でも、やってみると単なる文字入力ですし、決まった手順を入力すればちゃんと動きますよ。一緒にステップバイステップで覚えましょう!」
1. UbuntuでRailsを動かすために必要なもの
Rails(レイルズ)というフレームワークをUbuntu(ウブントゥ)で使うためには、次の3つが必要です:
- Ruby(ルビー):Railsのベースになるプログラミング言語
- Node.js(ノードジェーエス):画面の動きを処理するためのJavaScriptランタイム
- データベース(DB):アプリの情報を保存する場所(例:SQLite、MySQL、PostgreSQLなど)
この記事では、初心者におすすめなRuby + Node.js + SQLiteのセットアップ手順を紹介します。
2. ターミナルを使う準備をしよう
Ubuntuでは「ターミナル」というアプリを使って作業します。Windowsでいうところの「コマンドプロンプト」のようなものです。画面左上の検索ボックスに「terminal」と入力して開いてください。
3. Rubyのインストール手順(rbenv)
Rubyは複数のバージョンが存在するため、「rbenv(アールベンブ)」という管理ツールを使うと便利です。以下のコマンドを順にターミナルに貼り付けてください。
sudo apt update
sudo apt install -y git curl libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
rbenv install 3.2.2
rbenv global 3.2.2
ruby -v
「ruby -v」と打って、バージョンが表示されれば成功です。
4. Node.jsのインストール手順(JavaScriptランタイム)
Node.js(ノードジェーエス)は、Railsで画面の動きを扱うときに必要です。以下のコマンドで最新版を入れましょう。
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_18.x | sudo -E bash -
sudo apt install -y nodejs
node -v
npm -v
node -vやnpm -vでバージョンが表示されれば、Node.jsのインストールは完了です。
5. データベースのインストール手順(SQLite)
初心者には軽量なSQLite(エスキューライト)が便利です。ファイルとして保存されるので、インストール後すぐに使えます。
sudo apt install -y sqlite3 libsqlite3-dev
sqlite3 --version
sqlite3 --versionと入力して数字が出れば、インストール成功です。
6. その他インストールしておくと便利なツール
Railsを快適に使うには、以下のツールも一緒に入れておくと便利です。
- build-essential:C言語などを扱うコンパイラ集
- libyaml-dev:YAML形式を使うためのライブラリ
- libffi-dev:セキュリティ関連のgemで必要
sudo apt install -y build-essential libyaml-dev libffi-dev
これらを入れておくと、Railsの実行時にエラーが出にくくなります。
7. 動作確認しておこう
最後に、それぞれのコマンドでバージョンが確認できればすべてOKです。
ruby -v
node -v
npm -v
sqlite3 --version
バージョン番号がちゃんと表示されれば、UbuntuでRailsを始める準備が整いました!
まとめ
UbuntuでRailsを動かすための準備として、Ruby、Node.js、SQLiteといった基盤となる要素をしっかりインストールしておくことはとてもたいせつです。とくにUbuntuでは、ターミナルに一つずつコマンドを入力して進める手順が中心になるため、流れを理解しておくと作業が驚くほどスムーズに感じられます。RubyはRailsの動作そのものを支える言語であり、rbenvを使うことで複数バージョンを柔軟に管理でき、開発環境が安定します。Node.jsはRailsの画面表示を支えるJavaScriptの実行環境として活躍し、npmを通してさまざまな部品を扱えるようになります。そしてSQLiteは軽量で設定も簡単なデータベースとして、Rails入門者の学習を助けてくれます。 またUbuntuの強みとして、aptによるパッケージ管理が非常に整理されている点が挙げられます。必要なツールをapt installで一括して導入できるため、Rails開発環境の構築は初心者でも取り組みやすい流れになります。build-essentialをはじめとした開発関連ツールをインストールしておくことで、gemのインストール時にエラーを防ぎ、安定した動作につながります。Railsを始めるうえで必要なコマンド群に慣れていくことは、Webアプリケーション開発を進めるうえでの大きな自信にもなります。習得したコマンドを軸に、環境構築の流れを自然に理解し、さらに応用的な設定やデプロイの準備へと進む土台が築かれます。 UbuntuとRailsの組み合わせは開発者に人気が高く、RubyやNode.jsのセットアップも安定しているため、今後Web開発を学びたい人にとって強力な選択肢となります。今回学んだインストール手順をおさらいしつつ、実際にRailsアプリを作り始めることで、コマンドの意味や流れがより深く体にしみ込んでいきます。ターミナルという画面に慣れていくと、最初は緊張していた黒い画面も「自由に操作できる便利な道具」と感じられ、開発作業が格段に楽しくなるはずです。Ubuntuという安定した環境を味方に、Ruby、Node.js、SQLiteをそろえて、Railsアプリ開発の第一歩を自信をもって踏み出していきましょう。
サンプルコマンド:インストール後のRailsプロジェクト作成
ここでは、Ruby・Node.js・SQLiteが入った状態でRailsプロジェクトを作成する基本的な流れをまとめます。
# Railsのインストール
gem install rails
# 新規プロジェクト作成
rails new myapp
# ディレクトリに移動してサーバー起動
cd myapp
bin/rails server
インストールしたRuby環境とNode.js、SQLiteがしっかり動作していれば、この流れでRailsアプリが問題なく起動します。ターミナルに「Rails is running!」と表示され、ブラウザに画面が映る瞬間は、環境構築が成功した証でもあります。
生徒
「Ubuntuでの環境構築って複雑だと思っていましたけど、実際にコマンドを順番に入れていくだけなんですね。」
先生
「その通りです。Linuxの環境は整っているので、流れさえ覚えればとても扱いやすいですよ。Ruby・Node.js・SQLiteの役割を理解しているあなたなら、もう自信を持って作業できるはずです。」
生徒
「rbenvを使う理由もわかりました。Rubyのバージョン管理って大事なんですね。」
先生
「はい。Railsはバージョンによって動作が変わることもありますから、安定した開発環境を持つためにrbenvはとても役に立ちます。」
生徒
「Node.jsやSQLiteもちゃんと動作確認できて、Railsアプリも起動できたので嬉しいです!」
先生
「これで準備は万全ですよ。あとは実際にアプリを作ってみることで、さらに理解が深まります。次はモデルやコントローラーを作りながら、Railsの仕組みを学んでいきましょう。」
生徒
「はい!今回の環境構築が理解できたので、次のステップにも進めそうです!」