カテゴリ: Rails 更新日: 2025/11/13

Railsのセキュリティ重視ルーティング完全ガイド!初心者でもわかる公開範囲・HTTPメソッド制限・CSRF対策

セキュリティ視点のルーティング:公開範囲・HTTPメソッド強制・CSRF
セキュリティ視点のルーティング:公開範囲・HTTPメソッド強制・CSRF

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Railsのルーティングって、セキュリティにも関係あるんですか?」

先生

「もちろん関係ありますよ!ルーティングの設計を間違えると、誰でもアクセスできたり、意図しない操作ができるようになってしまうこともあるんです。」

生徒

「それは怖いですね…。どうすれば安全なルーティングになりますか?」

先生

「それでは、セキュリティの観点からルーティングの注意点を学んでいきましょう!」

1. 公開範囲を限定して不要なルートを避ける

1. 公開範囲を限定して不要なルートを避ける
1. 公開範囲を限定して不要なルートを避ける

Railsのresourcesを使うと、自動的に7つのルート(index、show、new、edit、create、update、destroy)が作成されますが、本当に全部必要ですか?

たとえば「一覧表示」と「詳細だけで良い」場合、それ以外は使わせないように限定しましょう。


resources :products, only: [:index, :show]

onlyexceptオプションを使ってルートを制限することで、外部からの不正アクセスを防ぐことができます。

2. HTTPメソッドの強制で安全性を高める

2. HTTPメソッドの強制で安全性を高める
2. HTTPメソッドの強制で安全性を高める

HTTPメソッドとは、Webページとサーバーのやりとりで使われる動作のことです。たとえば、GETはページの取得、POSTは新規登録、DELETEは削除など。

Railsでは、HTTPメソッドが一致しないとルートに到達しないため、意図しない操作を防げます。以下はGET専用のルートの例です。


get '/admin/dashboard', to: 'admin#dashboard'

これで「URLにアクセスしてページを見る」以外の動作はできません。重要な操作にはGETを使わないというのが基本です。

3. 重要操作にはPOST・PATCH・DELETEを使おう

3. 重要操作にはPOST・PATCH・DELETEを使おう
3. 重要操作にはPOST・PATCH・DELETEを使おう

「削除」や「更新」などの重要な処理は、URLからアクセスできないようにして、POSTDELETEなどのフォームやボタンからだけアクセスできるようにします。

これは「誰かが悪意のあるURLを作って、間違って開いただけでデータが消える」という事故を防ぐためです。


<form action="/products/1" method="post">
  <input type="hidden" name="_method" value="delete">
  <input type="submit" value="削除する">
</form>

このように_methodという隠しフィールドで、DELETEを指定できます。

4. CSRF攻撃って何?Railsではどう防ぐ?

4. CSRF攻撃って何?Railsではどう防ぐ?
4. CSRF攻撃って何?Railsではどう防ぐ?

CSRF(しーえすあーるえふ)は「クロスサイトリクエストフォージェリ」の略で、勝手に操作されてしまう攻撃のことです。

たとえば、ログイン中の管理者が悪意のあるページを開いてしまうと、自分の知らない間に削除ボタンを押されたことになるようなケースです。

RailsではデフォルトでCSRF対策が有効になっていて、フォームには「トークン」という安全の鍵を自動で埋め込んでいます。


<%= form_with model: @product do |form| %>
  <%= form.text_field :name %>
  <%= form.submit %>
<% end %>

form_withなどのヘルパーを使うことで、自動でCSRF対策が入るので安心です。

5. APIモードではCSRFが無効?注意点も解説

5. APIモードではCSRFが無効?注意点も解説
5. APIモードではCSRFが無効?注意点も解説

Railsを--apiモードで作成した場合、CSRF対策は無効になっています。APIでは主にトークンベースの認証を使うためです。

そのため、もしWebアプリとして使う場合は、protect_from_forgeryを明示的に有効化する必要があります。


class ApplicationController < ActionController::Base
  protect_from_forgery with: :exception
end

APIとして使うならCSRFは無効でも大丈夫ですが、Webフォームがある場合は有効化が必須です。

6. 管理画面や機密ページはIPやログインで制限しよう

6. 管理画面や機密ページはIPやログインで制限しよう
6. 管理画面や機密ページはIPやログインで制限しよう

ルーティングだけでは防げないアクセス制限もあります。たとえば/adminのような管理画面は、誰でもアクセスできるURLにしてはいけません

通常はログイン機能やIPアドレス制限を併用して、セキュリティを高めます。Railsではルーティングにconstraintsを使って、IP制限をかけることも可能です。


constraints ->(req) { req.remote_ip == "192.168.0.1" } do
  get '/admin', to: 'admin#dashboard'
end

これで特定のIPアドレスからしかアクセスできなくなります。

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